脳梗塞 障害基礎年金2級
女性 （60代前半(障害認定日時点で65歳)）
無職
傷病名：脳梗塞
受給決定した障害年金：障害基礎年金2級
- 相談時の状況
- 自宅で右半身が動かしづらい、言葉が出づらいといった症状が現れたため、救急車を呼んで受診しました。入院のうえリハビリを続けましたが、右片麻痺と軽度の言語障害が残りました。医師から症状が固定されたとは認められていなく、もう少しで1年6か月(障害認定日)となります。入院中に65歳になり、既に老齢年金を受けているため、障害年金の請求ができるものかについてご相談を受けました。
- 依頼から申請までのサポート
- 65歳以降の場合は原則障害年金を請求できませんが、「65歳前に初診日があり、障害認定日請求である場合」は障害年金の請求をすることができます(ただし、事後重症請求や、障害年金の請求前に老齢年金を繰り上げ請求している場合等は、障害年金の請求ができない場合があります)。そのため、障害年金の請求を進める前に、①障害年金を請求するメリットがあるか ②障害年金を請求できるか 等、事前に色々確認させていただき、請求する要件を満たしていることを確認させていただきました。今回は、(1)老齢基礎年金より障害基礎年金の方が、年金額が高いこと (2)老齢年金の繰り上げ請求はしていなかった (3)障害基礎年金が2級と決定された場合、症状が進行した際には障害基礎年金1級への額改定請求をする可能性があること 等をご説明のうえ、請求手続きを進めていきました。言語の障がいは軽度とのことで、右片麻痺による「肢体の障害」の診断書を作成いただき、請求いたしました。
- 結果
- 障害基礎年金2級が決定されました。今までは老齢基礎年金＋老齢厚生年金を受けていましたが、今後は障害基礎年金＋老齢厚生年金を受けることになり、受け取る年金額が少し増えました。
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